「温かみのある手作りタイル表札」をお届けするタイル工房コルメーナの井上です。

表札は、長く使うものなので、妥協はせずおしゃれで、かっこいいお気に入りの表札を掲げたいと誰もが思うのではないでしょうか。

そこで、これまでお客様のご要望をお聞きしながら考えた「おしゃれな表札」とは何かについて、ご紹介したいと思います。

おしゃれな表札の特徴

どういう表札をおしゃれだと感じますか

おしゃれと言っても、何をおしゃれと感じるかは人それぞれ。どういう表札がおしゃれと感じるか異なります。

白いシャツを普通に着ているだけでも、おしゃれだなと感じる人に出会うことがありますよね。
とてもベーシックなのに、全体のシルエット、素材、ボタンなどに特徴があったり、またそれがさりげなく引き立つようにパンツや靴などを合わせてたりする。そして、何よりも、その人が気に入っていて、大切にしているのが感じられ、マッチしている。そういうのっておしゃれで素敵です。

表札も同じで、パッと見ると、普通に見えるけど、よく見るとさりげないこだわりがある。
そして、それがその人や家の雰囲気とマッチしている。

そういうのが、おしゃれで、かっこいい表札だと思います。

その1.見やすく、デザイン性の高いフォント

おしゃれな表札だなぁと思う表札は、デザイン性の高いフォントを使っていることが多いですよね。

特に飽きがこないシンプルなデザインの場合は、選ぶフォントによって、大きく印象が変わります。

フォントは、世の中に何万種類もありますが、そのイメージから感情に訴えるインパクトも強いため、表現するイメージと読みやすさを考えて選ぶ必要のあるデザイン上の重要な要素です。

たくさんあるフォントですが、個性がありながらも主張しすぎることなく周りと調和するおしゃれなものも多く、ブランドのロゴ、街の場所や行き先表示、雑誌や広告によく使われています。表札で使ってもおしゃれに見えるものが多くあります。

どれにするか迷うところですが、そこは洋服を選ぶのと同じ感覚で、可愛い感じのもの、飽きがこない定番、いろいろな組み合わせがしやすいものなど、自分がいいと思う感覚を基準に、選ばれるのが良いと思います。

表札に向いた見やすい、すっきりとした字体でありながら、個性があり、自分なりにおしゃれだなと思うフォントを選ぶとお気に入りの素敵な一枚になると思います。

その2.自然にある惹かれる色

表札のおしゃれを演出するもう一つの大切な要素が色です。

表札は、家の外につけるので、色そのものの魅力に加え、周りの色との調和も大切になります。

まわりの色との調和を考えると、色はあまり多くないのがベストで、全体として3色までに収めるとおしゃれな感じを演出できます。

特にシンプルなデザインの表札の場合は、周りの色を意識してベースとなる色を一色選び、次にそれと調和する文字の色を決めると良いと思います。

おしゃれと感じる色ですが、人は、自然界にある色に惹かれると言われています。

具体的には、空や水の色、人の体にある色、食べられる色があります。

・空や水の色 … 「青」「紺」「白」

・人の体にある色 … 「白」「茶」「赤」「ピンク」「クリーム」「黒」

・食べられる色 … 「緑」「黄」「オレンジ」「茶」

これらの色は、企業のブランドでもよく使われています。

ラルフローレン ロゴ

例えば、ルイ・ヴィトンやフェンディは、茶色、ラルフローレンは紺などが思い浮かびますよね。

これらの色のいくつかは、表札でもとても人気があります。

・クリーム… ナチュラルで、落ち着いたイメージ

・白 … 清潔感があり、クールなイメージ

・紺 … 落ち着いた色で安心感とスポーティなイメージ

・緑 …… 植物の色で、ホッとするイメージ

・茶…… 落ち着いた色で安心感と品位のあるイメージ

この他には、花や植物の淡い感じの色は、ナチュラルでかわいく、安らぎのある色として、人気があります。

その3.リズムのある字間

意外と見過ごしがちで、気づかないけど印象が変わるおしゃれに重要な要素が、文字の間隔です。

文字同士の間隔を調整することを「文字詰め」と言い、デザイナーの方は、見出しやキャッチコピーの見栄えを整えるためにとても気を使っていらっしゃいます。

書体や文字によって単純にベタ打ちした際には、それぞれの字の特徴を反映して調整されていないので、部分的に詰まって、アンバランスに見えたりします。

また、文字の間隔を広めに取ることで、ゆったりとした感じを表現したり、フォントに適したバランスをとり、かっこいいイメージを与えることができます。

ルイ・ヴィトンのロゴは、Futuraというフォントを用いてフォントそのものや字の間隔を調整しています。

Futuraを使って、調整せずに文字を入力しました(ベタ打ち)。全体的に字間が狭く窮屈な印象ですよね。

また、このフォントは、”O”の文字がほぼまん丸になのが特徴なのですが、そのため、その前後だけが幅広に感じてしまいます。

実際のロゴを参考に字間を調整してみました(字詰め調整)。その絶妙な字間のバランスが、本来のルイ・ヴィトンの持つ落ち着いた高級感が感じられますよね。

表札においても、そのフォントと並ぶ文字に合わせてこの調整を行うとおしゃれな表札となります。

この作業は、使用する文字によって詰める数値が違うため、単に数値上 等間隔にすると良いものではなく、むずかしいのですが、視覚的にバランスが整うように感覚的に調整する作業になります。

まとめ

いかがでしたか?

日頃、なんとなく感じているおしゃれな表札ですが、

  1. 見やすく、デザイン性の高いフォント
  2. 落ち着く、自然にある色
  3. リズムのある字間

の3つを意識して、街を歩きながらお店の看板などを眺めながら、背景を考えたり、自分なりの好みを探すのも楽しいですし、ご自身の表札を考える参考にされてはいかがでしょうか。

ぜひ、ご自分でお気に入りの一枚の表札を見つけてください。